[1] 生きてるって最高 フォレスト 【2007/04/29 19:21:15】
突難になったばかりの時は先の事を考えると不安に押しつぶされそうになった。
大好きな音楽が一生ステレオで聴くことができない・・・このひどい耳鳴りと死ぬまでつきあわないとならないのか・・・バンドは続けることができるのか・・・人とのコミュニケーションは大丈夫だろうか・・・こんなつらい状態で仕事をやっていけるのだろうか・・・
いろいろな不安が頭をよぎった。 考えると夜も眠れず入院している病院を夜中1人徘徊した。
3週間近く入院したが結局左耳の聴力はもどらなかった。
退院しても夜は眠れずインターネットで突難になった人たちの生活を検索していた。
ネットでは「辛い」「苦しい」「不便」「悲しい」「闘い」・・・ネガティブな言葉にあふれていた。
「突難になったら苦しくて不便な生活しかないのか・・・この苦しみと闘わなければならないのか・・・」
僕の不安は大きくなるだけだった。
でも、現実は違っていた。
僕は仕事帰りに喫茶店で職場の仲のいい女性の同僚と話していた。 とても楽しかった。その時ふと思った。
「俺って普通に人と話をしてるじゃん。なんで人とのコミュニケーションに不安をもっていたんだろう。」
それがきっかけで不安が少しづつ消えていった。 バンドも続けることができた。
大好きな音楽はステレオでは聴けないけど別に音楽を聴くという行為に支障はない。 仕事も片耳だけでも十分にこなせた。
耳鳴りも慣れると全然つらくなくなった。
「なんであんなに辛く苦しく不安だったんだろう。」
今では片耳が聴こえなくても耳鳴りがひどくても気持ちが落ち込むことは全然なくなった。
片耳でも前向きに生きられる自分が以前よりももっと好きになった。 「俺ってけっこうやるじゃん!!」
もし、前の僕のように先のことが不安でこの掲示板を見ている方がいたら言いたい。
「突難になって苦しい、悲しい、辛いと思うのはあなたしだい。想像で不安をふくらませるより、まずは自分で実際に確かめてみて。」
突難になっても僕は毎日が楽しいです。
「生きてるって最高」です。 |
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[2] Re:生きてるって最高 奏 【2007/04/29 21:59:06】
正直そこまで断言できるのはすごいと思います。ホント尊敬します。
私もそう思えるようになるのが目標ですが、現実はなかなか難しいです。実際、一日中人が多くざわざわしている大学ではコミュニケーションがとりづらいことも多いですし。実感として不便なんですよね・・・。でも、気持ちしだいで大きく変わることも実感として知っています。いつかフォレストさんのように、「生きてるって最高」と思いたいです。今はとりあえず毎日を大事にすごそうと思います。 |
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[3] Re:生きてるって最高 ソルジャーブルー 【2007/04/30 23:34:07】
>片耳でも前向きに生きられる自分が以前よりも
>もっと好きになった。 >「俺ってけっこうやるじゃん!!」
これは実感するところですね!“ボクはこんなにがんばれる強さを持っていたんだ。けっこうやるじゃん”って思いますわ。
耳鳴りやコミュニケーションの取りづらさには閉口してますけどね。まあ、これは力強く生き抜くチカラがあれば乗り切っていけるものですね! |
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[7] Re:生きてるって最高 たけりん 【2007/05/01 00:57:42】
フォレストさん初めまして!!ホント勇気づけられます!やっぱ前向きに生きなきゃね〜〜俺も本当に頑張ろう。みんなもいろいろ辛いことあるけど頑張りましょうね〜ここの掲示板見る度に元気づけられます。ソルジャーさんに感謝!^−^ |
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[8] Re:生きてるって最高 みこ 【2007/05/02 23:36:26】
私は突難で人生が変わりました。
突難になって1年間、幾つかの病院通いや鍼治療の為に、連日遠くまで通いました。 昨年の1月発症から今年の2月迄。
結局、20dbから60dbの聞えにくいままで、耳鳴りはテレビの休止時の音と、反響もあります。
病気になる前は、庭のバラ作りをし、資格を幾つか持っていても専業主婦でアルバイトをしたこともなく外へ出ることが何か恐くて、出来なかったのですが、良い病院を探して遠くまで出歩いているうちに、外へ出ることが恐く無くなりました。
4月から園芸科に入学して、午前・講義、午後・実習で楽しんでいます。 書道の宿題も大変だけど楽しい。
持ったことも無いクワで土を掘るのも楽しい。
学食での相手の話は良く聞こえないし、悪い耳から話かけられて気付かないことも有ります。
すぐに、こちらの方からは聞えないの、と言うと次からは良い耳の方から話してくれます。
この病気にならなかったら、考えられなかった人生です。 事前に大量の薬を戴いたのですが、飲み忘れが多くて。
耳鳴りは変わらず有るのでしょうが、聞いている暇が無い時間の方が多いですね。
この病気になって、自分を大切に・楽しもうと思いました。 発症時、生きていけるのかと一人旅をしました。
が、注文の声は聞えない、頭の上から落ちてくる轟音でこのままでは生きていけないと泣きまくり状態でした。
できるだけの治療を受けてからは、前向きになりました。
今後も耳に良いとの治療は続けようと思っていますが、精神的に楽しく暮らすを重点に暮らそうと思っています。
明るく、楽しく暮らしている様子に心配していた母他、皆喜んでくれています。
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