闘病記3=退院後編=

君は青い首輪を見たか!?

耳が悪いとねー、肩が凝るんですわ。。。

上の「首輪」の写真は、商品名「ピップマグネループ」といいます。要するに磁石。ピップエレキバンを首輪のようにしてあるのですが、突難発症後、ボクの必需品となりました。なぜなんでしょうね?耳が悪いと肩がこるんですよ。耳に疾患のある方には容易に理解していただけると思いますが、不思議な現象です。
そんな肩こりな人々に重宝されてるのが、このマグネループ。2000円くらいしますが、首に巻いてるだけで効果絶大なんです。ボクのマグネループは1年以上がんばってくれましたが右の写真のように折れてしまい、2006年6月27日に新型に替えることになりました。1年に2000円の出費で肩こりから解放されるなら安いもの。結局ハリ治療もしなくなっちゃいましたね。でも、症状が和らぐだけで完全に肩こりから解放されるわけじゃないので、たまには一掌堂治療院に通おうかと思ってます。

耳鳴りはホント、ムカつきますわ。
何が困るって、耳鳴りは本当に不快で困ります。うるさいだけじゃなくてひどい時は痛くなるんですよ、耳鳴りって。そんな耳鳴りに何が有効か?ボクはクスリです。デパス、ドグマチール、ワイパックスといった抗不安剤系のクスリでなんとかしのいでいます。耳鳴りがあまりにうるさくて仕事できないときに睡眠導入剤系のレンドルミンを飲んで働くことが月に1回くらいあります。レンドルミンって、飲んだら5分もせずに熟睡してしまうような長時間効果のある強いクスリですが、緊張して仕事してると眠気なんてどっかに行ってしまいます。耳鳴りが妙に静かになってイイ感じですが、極力使わないようにしてますよ、レンドルミン。
それから漢方薬。苓桂朮甘湯補中益気湯飲んでます。確かに穏やかですが効果ありますよ。
ボクが月に1回通ってるのは財団法人日本漢方医学研究所附属渋谷診療所なんです。交通の便がよくて静かな診療所です。当然保険適用ですよ。

2006年8月のある日、そんなイヤな耳鳴りが静かになりましたヽ(`▽´)/
7月下旬。いつもクスリをもらってる病院での、のどかな会話。
ソルジャー「あまりの暑さに眠れないんで、レンドルミン2錠飲んで眠りましたよー。」
医師「レンドルミン2錠ってのはマズいなあ。別の眠れるクスリ出すからね。」

この何気ない会話がボクの人生を変えたのでした。
このとき出された「眠れるクスリ」はデジレル。あまり関心なくて、普通の睡眠薬なんだろーなーと思ってました。涼しい日もあってクスリをまったく飲まずに眠った日もあり、「異変」に気付いたのは1週間後くらい。なんか静かなんですよ耳鳴りが。快晴でなく曇りだったので天候の影響ではないだろうと思いました。そうするとデジレルのおかげなのか?ちょっと悩みました。数日続けてデジレル飲んで様子をみてみることにしました。
すると、静かなままなんですよー。感覚的には耳鳴り50%OFFって感じ!とにかく最高ですよ。今まで試したどんなものより効きますわヽ(`▽´)/効果絶大。ホント、何が効果あるかわかりませんなあ。
HATENAによれば、塩酸トラゾドン。抗うつ剤のひとつ。三環系、四環系でもなければSSRI/SNRIでもないという抗うつ剤界における蝙蝠のような存在。脳内の神経伝達物質・セロトニンの量を増やすことで、精神賦活作用と抗不安作用を持ち合わせている。抗うつ剤の中では比較的副作用が少ないとされる。
ただし、その後医師や薬剤師に聞いたところ「デジレルが耳鳴りに効果があるなんて聞いたことがない」とのこと。
そーゆーことなので、ボク以外の方に効果があるとは思えません。でも試しても副作用は少ないクスリなんですよ。

ところがどすこい!
「ところがどっこい」ってのはこーゆーことを言うのでしょうね。あれほど相性のよかったデジレル様ですが、数ヶ月で気分が悪くなるようになってしまいまして。いま(2007年6月)では完全にやめてしまいました。デパスは効くのでデパスに頼ってます。ドグマチールも飲んでいたのですが、やたらと太っちゃうのでやめる予定です。いきなりやめるわけにはいかないので100mgを50,gにしました。