バルトレックスの効果と伝音性難聴、そして漢方薬

6月6日の定期の聴力検査

やはり発病当時と聴力が戻ってしまった。


6月11日
バルトレックスの効果は・・・
バルトレックス明日の朝8時に飲んだら丸13日だが、耳鳴りの変化があったのの最初の1週間だけ。後はキーボードとかマウスと打つ音自体、耳鳴りには反響しなくなったぐらいで、耳鳴りそのものは2種類に戻った。

時には声だしてしゃべったときなんて、キーーンと音が大きくなる。
静かにしてても、いつもの大きさで鳴りっぱなし。途切れる事も有るが「キーン・キ・キキーン」の連続とか。鳴ってるか止まってるかどっちかにしてくれと頼みたいぐらい。
だが、夜寝るとき布団に入って横になると、耳鳴りが少しずつではあるが小さくなり始めてるのが分かる。
横になって1時間もすると、耳鳴りが殆ど消失してる。一体何故だろうかと・・・。
朝起きてから夜横になるまでは鳴りっぱなしだから、バルトレックスは、結局のところ効果はなかったと考えた。

6月12日
しちのへ内科、再診
朝7時15分、しちのへ内科へ再診に行くのぬ、家を出た。

10時半、しちのへ内科へ到着し、しばらくしたら診察室へ呼ばれた。
今まで、バトルレックス投与始まってから、毎日のようにブログで病状報告書いてきたが、それと内容が殆ど変わらない?病状報告書を先生に提出。
バルトレックス投与前を10とすると、再診の時は8程度。投与前と余り変わりなかった。
予想通り、薬の継続を奨められたが、2週間と言われたんでそんなに金の余裕はないし手持ちは、後の帰りの旅費しかない。

先生:じゃあ、2週間でもう良いんですね?
俺:もう1週間ぐらいなら、帰って嫁と相談して決めますから。

そして、病院を出て自宅に付いたのが午後1時半。

夕方、耳鳴りが変化しだした。
前回のバルトレックス投与3日目当たりみたいに、耳鳴りのが小さくなってる。
まさか?!!とは思ったが、今薬の投与辞めてまた元の耳鳴りになるんではかなわん!

その後、嫁とバルトレックスをどうするかについて話し合った結果、もう1週間(薬はは2週間分)続けてみる事となった。

この後10日バルトレックスを飲んだが、症状は変わる事はななかった。

6月20日
これまで耳鼻科4件(医大・日赤含)、ペインクリニック・鍼灸治療院・内科(バルトレックス)・心療内科。
これだけ行ったが聴力の変化、耳鳴りの変化はほとんど無かった。
前回行ってた耳鼻科も見切りを付け、これが最後であろうかという思いを寄せ、別な耳鼻科に行ったのである。

○○耳鼻咽喉科にて
受付して、問診票書いて、今までのオージオと飲んでた薬のデータも添えて出した。
待つ事10分・・・早々と診察室へ呼ばれ、今までの経緯、そしてこの耳鼻科をかかりつけの耳鼻科にしたいという話をした。

今までの事を色々話をした上で
先生:まず調べてみない事には解らないから検査して下さい。と、鼓膜圧力検査、純音聴力検査、骨伝導検査をした。
検査終わって5分もしない内に診察室へ。

先生:ちょっと痛いかもしれませんが鼻から耳管に空気通しますから。
と、空気通されたあと、若干ではあるが音の響き等が無くなった
先生:(手をたたく)これ、音の感じ方どうですか?
俺:反響とか、そんなのは無くなったみたいですが、聞こえの方は余り・・・
すると先生が、今度は金属で震動が起こる物を俺の頭のてっぺんに置いて
先生:この音どっちの耳から聞こえてますか?
俺:右からです
先生:んーーーーー(うなりながらもう1度する)
俺:やはり右からです。

前の検査したオージオとさっき検査したオージオを見比べながら
先生:なんかへんだぞ!
俺:??!
先生:(看護師にむかって)もう1度右耳だけ純音検査してくれ。

そしてもう1度聴力検査した。検査終わって待つ事5分、診察室へ呼ばれた。

先生:(今まで処方された薬のリスト見て)感音性難聴の場合こういった薬やイソバイド出すんですけどね。○○さん、それ飲んで聴力とかに変化はありましたか?
俺:いえ、殆どと言っていいほど改善されませんでした。汗
先生:でしょうな・・・
俺(この先生今までの耳鼻科の先生とは違うと確信)
で、もう1度耳管に空気を通した後、先生がまたさっきの振動する金属を俺の頭のてっぺんに置いた。
先生:どうですか?
俺:やはり右から聞こえてます。
先生:●●さん、あなた伝音性難聴ですよ。
俺:えぇ!
先生:今まで感音性難聴用の薬で改善しなかったのはそんな理由からでしょう。

俺は驚いた。まさか、伝音性難聴とは思わなかったからである。ずっと感音性難聴とばかり思ってた。

先生の説明では、耳の中耳の骨と骨の関係について説明してくれた。
そして・・・
先生:今日初めて診察しますから、これ以上良くも悪くも何とも言えませんが、長い目で悪くなる場合があるなら手術で良くなります。

この話から、俺は「伝音性難聴」と言う診断がはっきり付いたのであった。

6月2日の聴力検査

低音部での気導と骨導の差が結構開いてる。

この時点で「伝音性難聴と判明」



処方された薬(2週間分)
キプレス錠10:1日1錠 1回
ムコダイン500mg:1日1錠 3回




6月28日
相変わらず良くも悪くもなく、聞こえの悪さ、耳鳴り、しゃべると鼓膜が詰まった様な感じ、外から音が入るにつれての耳鳴りの反響。
他に良い治療法は無いものかと思い、漢方薬を試してみる事に、薬日本堂に行って、色々と今までの病状を相談して、こういった漢方薬を処方された。

休意(きゅうい)1日3回
漢方的由来:和解、瀉熱・鎮痛安神
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[生薬名]      [主効]/[薬性]/[薬味]
柴胡(さいこ)  :辛涼解表・清熱/寒・瀉・燥/苦
半夏(はんげ)  :化痰/温・補・燥/辛
黄ゴン(おうごん):清熱/寒・瀉・燥/苦
茯苓(ぶくりょう):補気・利水/平・捕・操/甘
桂皮(けいひ)  :辛涼解表/温・補・燥/辛・甘
大棗(たいそう) :補気/平・捕・潤/甘
人参(にんじん) :補気/温・捕・潤/甘・苦
竜骨(りゅうこつ):安神/涼・捕・操/甘・渋
牡蠣(ぼれい)  :安神・固渋/涼・捕・操/鰔
生姜(しょうきょう):辛涼解表/温・補・燥/辛
大黄(だいおう) :瀉下・清熱・理血/寒・瀉・燥/苦
甘草(かんぞう) :調和/平・平・潤/甘
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源生寿[内服用100ml]1回3〜5ml 毎朝1回
還元麦芽糖:霊芝エキス・梅肉エキス・クマ笹エキス・リンゴ果汁・担子菌エキス・椎茸エキス

合計約19000円・・・。これで1月分である。

この後は、耳鳴り、聞こえの感じ、あと体調等多少の変化はあるが、余り変わらない。

この頃からぼちぼち、眠薬をなるべく飲まずにいたり、安定剤と抗不安剤の量を減らしてみたりしてる。
さすがに一気にまる3日、安定剤と抗不安剤を切ったら、明らかに精神的におかしくなったんで、また飲み始めた。

7月18日
耳鼻科の定期の聴力検査にて
9時半に受け付け済ませて、待つ事10分。診察室へ呼ばれる。
開口一番
先生調子胴ですか?
俺:左耳も耳鳴りしてるんですよね。耳鳴りが止まったと同時に2,3秒、何も音が聞こえなく現象が起こります。
先生:耳鳴りは気にし出すとそればかり考えてしまうでしょ?
俺:まあそうなんです・・・。
先生:右耳はどうなんですか?
俺:前より多少聞こえが悪くなったというか・・・。
先生:前回の検査から1ヶ月立ってますから、再検査します。
俺:分かりました。

再び診察室へ。
先生:ん〜。前より下がってますね。
俺:・・・・
先生:伝音性難聴は、こんなに変化しないんですが、あなたの場合、神経が弱ってるのかもしれませんね。
俺:神経とすると、混合生とかですか?
先生:それはグラフ見るとおりでは、骨伝導と、気道聴力の差が大きすぎますから、伝音性って事は間違い有りません。
俺:そうですか・・・。
先生:もう2週間後に検査しますが、いずれ医大で検査になると思います。
俺:・・・・
先生:医大で私の知り合いで、伝音性難聴の手術もしてる先生にお手紙書いて紹介しますから、医大行ったら、その先生に直に見て貰える様にしておきます。
俺:1つお尋ねしていいですか?
先生:どうぞ
俺:先生、前回医大で、私のデータ調べて、医大でも伝音性と判断してましたよね?
先生:そうです。私が問い合わせたとき、その時の担当医との話でそう言う話になりました。でも、どの先生がどうとかではないですよ。あなたの場合、医大でも薬出てたでしょ?
俺:そうです、イソバイドとか・・・。あれって私も調べたのですが、いままで数件の耳鼻科行った時の処方された薬って、殆ど感音性難聴の薬だったみたいなんですよ。
先生:伝音性難聴は、感音性の薬では改善はしないし、薬自体も違う。手術で治るんですよ。あなたの右耳に関しては、手術が必要かどうかは医大で検査してみない事には 分かりません。前回の検査と今回の検査で変動してますからね。これから鼻から空気とします。

と、鼻から耳管へ空気を通された。

先生:どうですか?多少聞こえの方に変化はありますか?
俺:そうですね。前回空気通して貰ったとき、多少聞こえは良くなった様には感じますが、15分ぐらいで元に戻ってしまってます。
先生:空気通しても余り効果なさそうですね。

この後の話の続き

俺:そうですか・・。先生、1つお願い有るんですが。
先生:なんでしょ?
俺:メチコバールとアデボス、出来れば出して欲しいんですが。
先生:いいですよ。でもアデボスとメチコバールって中身殆ど同じなんで、耳鳴りの改善ではストミンAがあります。アデボスとストミンAを出しますね。2週間後また来て下さい。
俺:(深々と頭を下げ)有り難うございました。
これで診察終了して、受付で金を払い、薬局に行って薬もらい、帰宅したのが10時半過ぎ

7月18日の聴力検査

このときは耳管に空気を通さなかったせいか
低音部がガックリ落ちてた。



処方された薬は(2週間分)
キプレス錠10:1日1錠 1回
ムコダイン500mg:1日1錠 3回
ストミンA錠:1回2錠 毎食後
アデホススコーワ腸溶剤:1回1錠 毎食後